成形部門

100台を超える成形機により、
安定した生産を可能に。

精密成形

精密成形の元となる射出成形では、成形機にて流動性が出る温度まで加熱した熱可塑性樹脂を、高い圧力を加えて金型に流し込み、樹脂を成形します。パイロットファインテックでは、精密な成形が必要となるボールペン先にあるインク量を調整するソケット部分の加工も行っています。

2材成形（2色成形）

材質やカラーの異なる2種類の樹脂を、一台の成形機の中で一体成形する方法。2種類の部品を個別に成形し、あとで組み立てる従来の方式に比べ、一回の成形で済み、あと工程も不要なため、成形品の薄肉化、コンパクト化、コストダウンが図れます。また、高いデザイン性が要求される製品にも対応できます。

所有機

射出成形機

130t~230t（2材成形機）

19台

180t~350t

16台

100t~130t

34台

18t~100t

36台

設備管理

生産設備の定期点検やメンテナンス、補修を徹底し、機能の保全に務めています。近年では、省エネルギー、ライフサイクルコストの削減、設備寿命の長期化、省力化などを追求。また、各種法定点検は信頼できる専門業者に委託し、法令を遵守したチェックを実施しています。さらに、故障や事故を防ぐために、安全確保のための自主点検にも力を入れています。

品質管理

品質マネジメントシステム「ISO9001」の認証を取得し、徹底した品質管理を推進。素材の品質検査から製造工程、出荷までを厳密に管理する体制を整えています。また、成形品の検査を生産工程の早い段階においてスピーディかつ確実に行うことで、品質の安定を図るとともに、不良品の発生を防止。現場での工程内検査や専用の測定器・治具を用いた実測を行うなど、徹底した品質管理に努めています。

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